〜長く安心してお使いいただく為に〜


スチーム加湿器は運転しますと加熱部分にスケールがたまってきます。これはスチーム式の特徴です。スケールを放置しますと故障につながりかねませんので、長くお使いいただく為に”お手入れのコツ”をご紹介します。

■スケールについて

スケールとは、水道水を加熱して蒸気を発生させる際に出来る残留物のことです。(カルシウム、シリカ、鉄等)お使いの水質により色(乳白色や茶)や固さは異なりますが、ほうっておくと石のように固くなり、取れにくくなってしまいます。(以下写真参照)

清掃しないで使用を続けた場合(石のような白い塊やツブツブした物は全てスケールです)

ビーバースチームファン蒸発式加湿器の場合は、蒸発布と加熱筒にスケールがたまります。
スケールは最初、蒸発布の中で出来、次第に大きくなっていきます。これが大きくなってしまう前に十分清掃いただきませんと加熱筒が高温になってしまい、加熱筒の表面のフッ素コーディングの寿命が短くなります。
また、スケールが硬く固まってしまうため除去しにくくなります。

新品の状態

スチーム式加湿器を長くお使いいただくため、スケールが硬くなる前に清掃していただく事が不可欠です。早めにお手入れするほど、フッ素コーティングの効果で楽にスケールを落とす事が出来ますので、是非以下を参考にお手入れをお願い致します。

■お手入れを始める前に

運転を停止後、しばらくは内部が高温になっていますので約30分たってからお手入れしてください。

取扱説明書をよく読んでから以下「お手入れのワンポイント」をご覧下さい。

 

■お手入れのワンポイント 〜スケールの落とし方〜

前述の通り、お手入れは早めに行って頂くほど楽にスケールを落とす事が出来ます!
実際に1週間ほど使用した機器で以下に図解しますので取扱説明書の補助としてご覧下さい。
(SHE35EDを例に説明しますが、弊社の蒸発布を使用するタイプの加湿器は同じ要領です。)

1.上部カバーをはずす

※水道水が電気部分に入らないようにご注意ください。

2.タンクとダクトを持ち上げるように取り出してください。

タンクを外したところ

ダクトも外したところ

2−1.加湿器内部のアップ(一週間使用)

左の写真をご覧下さい。運転1週間ほどですが、加熱筒の上部にスケールが少したまっています。同様に、蒸発布の表面はうっすら茶色くなっている程度ですが、布の内部にはスケールがたくさん出来ている状態です。
【ポイント!】
スケールがたまるまでの期間はお使いの水質、使用時間、お部屋の湿度で大きく異なりますので、どのくらいの期間でスケールが溜まって来るかをご確認頂くと安心です。
最も早い場合2、3日でお手入れが必要になるケースもありますのでご注意下さい。

3.蒸発布をはずす

蒸発布をはずす際、蒸発布が加熱筒に張り付いている事が多いので、乾き気味の時は、まず十分に水やお湯でぬらし、少し待ってから写真の様に上側からまんべんなく隙間を作る様にすると外し易くなります。
【ポイント!】
なかなか外れない場合は、お使いの水質にもよりますが、市販の重曹を濃く溶かした水を加熱筒上部からかけて蒸発布にたっぷりしみ込ませ、加湿器を連続運転で30分程運転させた後に停止させ、30分たってから蒸発布を外すと外し易くなります。

3−1.蒸発布の内側アップ

左の写真は、外した蒸発布の内側を見たところです。手前が上になっていた部分で、スケールの塊が見えますが、この程度の状態でしたら、簡単に十分な洗浄が出来ます。

4.蒸発布を洗う

蒸発布は写真の様に手のひらではさみ、内側にあるスケールの塊やこびり付き同士をこすり合わせてもみ洗いすると楽に洗浄できます。
【ポイント】
茶色に変色するのは鉄分の影響なので、洗っても色は取れません。内側表面に付着したスケールがほとんど取れて表面が滑らかになれば十分です。

4−1.蒸発布を洗う時の注意点
  • 洗い過ぎは蒸発布が傷んで機能しなくなる恐れがありますのでご注意下さい。
  • 洗濯機ではスケールは落とせませんので、もみ洗いをお願いします。
  • 蒸発布は消耗品ですので、定期的に蒸発布を洗っていても、蒸発布の中にスケールが目詰まりしていき、やがて水の吸い上げが悪くなりますので、新しい蒸発布と交換して下さい。
【お願い】
蒸発布は消耗品ですので、必用な時に交換出来る様、蒸発布の予備を用意されておく事をお勧め致します。
5.加熱筒の洗浄

左は蒸発布をはずした後の加熱筒です。スケールの塊がありますがフッ素コーティングの効果で強く張り付いてはいませんのでこの程度なら、台所用のスポンジか歯ブラシでこすれば落とせます。

【ポイント!】
加熱筒表面のフッ素コーティング加工は、炊飯器などの場合と同様、あまり硬くはなく傷がつきやすいものですので、傷を付けないようにご注意ください。

 

5−1.洗浄の一例

左は一例ですが、加熱筒の清掃には軟らかいナイロン製のスポンジを水でぬらしてご使用ください。

【ご注意】
両面スポンジ等に付いている、硬いスポンジやたわし等は、フッ素コーティングを傷つけますので避けて下さい。

5−2.加熱筒の洗浄後

スケールが硬くならないうちであれば、硬くないスポンジで一通りこすっただけで左の写真の様に、きれいになります。手前の角などにスケールが少し残っているのが見えますが、この後、歯ブラシですべて落とせました。

6.蒸発布をセットする

左の写真は今回洗った蒸発布です。茶色の汚れが見えますが布の表面はフェルトの感触になっており、洗浄は十分です。この様にお使いの水質に応じて、スケールの付き具合に十分に気を付けてお手入れ頂ければ蒸発布の交換は一般的には、1シーズン1〜2枚程度です。

【ポイント!】
蒸発布を洗浄しても「加湿器が停止(表示が消える)」又は「蒸気の出方が少なくなった」場合はシーズンの途中でも新しい蒸発布に交換して下さい。

 

6−1.セットの仕方

加熱筒に蒸発布をセットする際は、左写真の様にヒダのある側を下にして、写真のように下まで押し下げてください。

【ポイント】
蒸発布は乾いていますとセットしにくいので、たっぷり水を含ませて差し込み、すべりを利用して行う様にすると比較的楽にセットできます。

 

ご参考になったでしょうか。お手入れを正しく、楽に行って末永くビーバースチームファン蒸発式加湿器をご愛用頂ければ幸いです。

 

■加熱筒にスケールがこびり付いた場合のお手入れ方法 

■関連リンク

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